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クリスマス陸林

残次品二次創作。
クリスマスなので!
本編のネタバレではありませんが、18年後番外ネタです。


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お返事です

拍手ありがとうございました!
続きでお返事です。

あとオンラインイベントでスペースに来てくださった方いましたらありがとうございました。
居住地の関係で同人イベントというものに遠ざかって久しいのですが、久々にイベントの雰囲気を味わえて楽しかったです。



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オンラインイベント用ページ

12/19 Priest作品オンリーオンラインイベントの展示ページです。
二次創作はPixivへのリンクを貼っています。
感想文は以前このブログに投稿したものです。

1、イベントあわせ書き下ろし
2、以前に投稿した小説(残次品、殺破狼)
3、Priest作品の感想文

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残次品の紹介

priest先生の残次品の紹介です。
とくに断り書きをしてない場合、大体無料分くらいの内容に触れてます。


1、残次品とは

priest先生のSF作品で、晋江文学城で読めます。
https://www.jjwxc.net/onebook.php?novelid=3121357
本編は197章で先生の作品の中では比較的長めでしょうか?
2話以降は大会員限定になってしまいましたが、bilibiliでアニメ(放逐星空)もやってました!
https://www.bilibili.com/bangumi/media/md4315602
1期16話で、原作だと大体50章くらいまでの内容です。
カップリングは陸必行校長(ふわふわ茶髪の方)×林静恒将軍(黒髪クールな方)、年下×年上です。
陸必行PV→https://www.bilibili.com/bangumi/play/ep412900
林静恒PV→https://www.bilibili.com/bangumi/play/ep413348


2、あらすじ

新星暦270年、名門軍学校卒のエリートが配属される白銀要塞の将軍・林静恒は造反の疑いをかけられて星間連盟議会から呼び出しを受けていた。林静恒はこれに従って首都星へ向かう途中、玫瑰之心にて暗殺される。
それから5年後の新星暦275年、第八星系にある北京β星。八大星系の中でも最も辺境にあり発展が遅れている第八星系は、名ばかりの自治政府はあるが、実態は多くのギャングに支配されていた。その中でも北京β星の組織・黒洞のボスである四哥は大きな権力を持っていたが、『リン』という名前であること以外、素性を知る者はいなかった。
数年前にひょんなことから四哥と知り合いになった陸必行は、四哥の支援を受けて星海学院を営んでいる。ある日、学院の問題児たちが勝手に機甲を動かして飛んで行ってしまった。生徒たちを追いかけた陸必行が辿り着いたのは毒巣という邪教集団の本拠地で、そこには四哥と陸必行の父親である武器商人・独眼鷹の姿もあった。


3、登場人物

林静恒
・必勝無敗の白銀要塞の将軍
・白銀十衛と呼ばれる直属の精鋭部隊を持っている
・冷酷で誰とも馴れ合わない
・陸必行が恩人の陸信の遺児ではないかと疑っている

陸必行
・星海学院の校長
・おしゃれなナルシスト
・科学技術オタクで常にポジティブ、どんな困難もあきらめない
・独眼鷹に資金を凍結されているので四哥に資金提供をしてもらって星海学院を運営している

湛盧
・林静恒の側に仕えている最高レベルの人工知能
・普段はロボットアームとして身に着けているが、亜麻色の髪の執事型など様々に変形できる
・おしゃべりで、余計なことを言ってはよく林静恒に黙らされている

独眼鷹
・陸必行の父親の武器商人
・若気の至りで左右で色の違う義眼をつけている
・陸信将軍の旧知で林静恒とめちゃくちゃ仲が悪い

林静姝
・林静恒の双子の妹
・連盟議会大秘書長の妻
・兄とは幼い頃に別々の家に引き取られて以来、ほとんど顔を合わせていない

黄静姝
・星海学院の問題児四人組のうちの一人
・謎の人さらいと対決しようとしたところ、四哥一味に助けられる

陸信
・林静恒の養父である将軍
・英雄とされていたが連盟への反逆の疑いをかけられて死亡した




――ここから少しネタバレがあるので折りたたみます――

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義父の真心

最近は韓日翻訳+繁体字版を使って殺破狼の読み直しをしているのですが、殺破狼……面白いですね……!知ってた~!
忘れてたりとかあんまりちゃんと読めてなかったところとか、あーーこういうシーンだったのか!という発見が多くて、ラジドラで2周目をしたつもりだったけど新鮮な気持ちで読んでます。
ゆっくり読んでいるためまだ1章後半くらいで、でもこのへんの顧昀と長庚がほんともどかしいです。まだまだ長庚がナイーブというか大人びているようで傷つきやすくて家族の愛を切実に欲しているのに秀娘からはどでかい爆弾のような呪いをかけられて死なれてしまうし、心を寄せていた義父が一体何者なのかわからなくなってしまって混乱するし、本当に長庚がかわいそう……。
それに加えて長庚が少年の頃の義父って、本当にデリカシーがないじゃないですか。いや、顧昀はまだこの頃二十歳そこそこだし、こんな境遇で育った(しかも秀娘と長庚しか知らないことも多い)少年の心境を慮って正しくケアしてあげるのはすごく難しいと思うんですが、それにしても!!
ラジドラ聞いてた時も思ったんですが、序盤の顧昀の誠意のなさはとにかく贈りものにあらわれてると思ってて、鉄腕釦はすごく喜んでくれたし長庚の命を守ってくれたけど、基本的にはお菓子やおもちゃをあげては子供じゃないんだからと思われてるし、重甲は本当に地雷を踏んだし(まあ運の悪さもある…)、黙って出立して手紙もいい加減だし(しかし番外の北疆~を読むとウッ……顧昀……となる……)……。誠意のない贈り物の数々!顧昀も長庚を喜ばせようとしてるのはわかるんだけど、いかんせん小手先というか、まあ顧昀もまだ二十歳そこそこだから……何回も同じフォローしちゃうね……。
それが後半~クライマックスになると顧昀からの手紙が心から長庚のことを想っているのが本当によくわかるアイテムになっていて、長庚を赤面させる熱烈なラブレターに、文字通り命を賭けて長庚のことを想っていることのあらわれである四通目の手紙に。
顧昀、生い立ちのことを考えると誰かを家族として心から愛するということをもう早々に諦めてしまった人なんだろうと思ってて、それくらいじゃないとやってられない立場じゃないですか。まー沈易はほぼ家族のようなもんだと思ってますがまあそれはそれとして。なので序盤を読み返してると、顧昀は真っ直ぐ長庚に真心を送ることのできる人間になれたのだなあという感慨があります。



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