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殺破狼が面白いです(~36話)

天官読み終わったら次は殺破狼かな~と思って読み始めたんですが、たぶんめちゃくちゃ私の好みに合っていて一週間で1巻36話まで読んでしまいました。
以下ネタバレもありつつ読んだところまでの話。


※この記事が検索でまあまあ上に出てくるっぽいのでこれから読みたい人のために記事をいくつか貼っておきます。殺破狼カテゴリの記事を色々見てもらっても全体の感想とか他にも色々出てきます。
殺破狼(杀破狼)入手法や読み方など
殺破狼(杀破狼)の晋江、簡体字版、繁体字版、韓国語版の比較
殺破狼ラジドラ感想







前情報としてはpriest先生の息子×義父のスチームパンク……ということくらいで、時々見かけるファンアートでモノクルをかけたのが義父、なんかかわいい顔をした男の子が息子の方だよな~という感じでした。そして私は……息子×父のカップリングが好きなのです……。なのでたぶん私の好きなやつだろうと予想したところ、思ってた以上に好みの話でした。
設定が難しいと聞いていたのでとりあえず無料分の21話までで世界観をできるだけ叩き込もうという感じで読み進めて、一応それが功を奏しているかな?という感じです。まあ後々メモを読み返しててあーここ勘違いしてたなっていうところも多いですが。個人的な感触としては中国史、とくに王朝ものの軍事とか権力争いとかそういう話が好きな人はけっこういけるんではないかと思います。
あと内容の話じゃないんですがpriest先生の文体ってMXTX作品とか二哈とかよりもちょっと独特?っぽくて、今まで騰訊+Google翻訳で読んでたんですがそれでは歯が立たなくてDeepLを使い始めました。大事な語句は騰訊で確認しつつ文章の流れはDeepLで読むと読みやすくなる…気がします…!(鎮魂読んでるフォロイーさんもやっぱりDeepLと相性いいって言ってました)
物語は主人公の長庚が13歳のところから始まり、15~6歳まで成長するのが1巻ですね。義父の方の顧昀が最初は十六という名前で登場するので何かあるのかな?と思いながら読むんですが、その「何か」が判明する10話までの流れが熱い!!
義父と息子という関係も、最初は街の風習で助けられた恩人と親子の礼をとりなさい(ということかな?と思うんですが)で義父と呼ぶようになったエピソードが出てくるので、(あー親子ってそういう感じか~)と思っていたところ、そのあともう一段階正式に?親子になる展開があって、長庚のことはかわいいけど時々手に負えなくなる顧昀(序盤で顔しかいいところがないって言われてる)と、秘密の多い顧昀にモヤモヤしつつも甘えたり冒涜(…)な夢を見てしまう長庚というもどかしい親子関係が本当に最高……!義父に欲情してしまう自分に苦悩する長庚ですが、しかし顧昀の描写がところどころすごい色っぽいのでこれはしょうがねえ!となりながら読んでいます。
世界観は歴史ファンタジー×SFっていう感じなので特殊な武器とか部隊とか燃料とかを序盤に抑えておくとやっぱり読んでて面白いですね。最初のころはこれなんだっけ?と頻繁に自分のメモを読み返しながら読んでました。
主役カプであるところの長庚と顧昀がめちゃくちゃいいのですが、もう一つ私は顧昀とその部下の沈易の関係がものすごく好きで……。この二人序盤は世間の目から隠れるために兄弟(しかも沈易の方が兄)として生活してたんですよね。36話まで読んだ後それ考えると、エッ……よく顧昀の兄をやってたね……沈易……となります。部下は部下なんだけど歯に衣着せなくて時々炸裂する嫌味が最高~~な沈易が好きです。
36話までだとこの親子まだまだすれ違ってるのでこの先どうやって長庚の気持ちが顧昀に伝わるのか気になってしょうがないので早く続きを読みたいです。顧昀がどういう感情を長庚に向けるのかも気になる……今の時点で愛着があるのはわかるんだけどな~~~どういう性愛になるのか……。



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