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番外編・唯一可能について

二哈番外の現代AU・唯一可能についてあれこれ。
あんまり楽しい話ではないです。







唯一可能のあらすじ、とある事情で墨燃の子供が生まれてほしい当局(?)の指令で男性が好きな男性である墨燃の人生に介入して適切な女の子とフラグを立てさせるミッションに節蒙が奮闘する……ていう話なんですけど、私はこの設定自体がけっこうきついな~と思って読んでました。
予想通り何回ミッションにトライしても墨燃は楚晩寧と結ばれてしまうっていう話になるわけですが、墨燃を女の子とくっつけるのは無理だ~!みたいなのを面白いギャグとして受け取れないというか。(まあ女の子とというより楚晩寧以外は無理という話ではあるんですが)この話の中でやってることはフラグが立ちそうな女の子を差し向けるって感じで人格を矯正するとかそういうことはやってないものの、私はちょっとコンバージョンセラピーを思い出してしまい……。あと子供が生まれないからっていう理由で女の子とくっつけようとするという動機も厳しい……。ただこの点はミッションを統括してるのが姜曦なところに一応読解の余地はあるのかなという気もします。(本編のネタバレになるのでここでは書きませんが作中の弧月夜の語られ方で生殖の取り扱い方という視点があるのはわかるので)
何回やり直しても人生のどこかで絶対に出会って恋に落ちる燃晩はめっちゃもえるのでそこは好きなんですけどね。現代AU燃晩もえる!っていう話だけするのもなんかなあと思って書いておこうと思った次第です。



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