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董永と七仙女/天仙配についてのメモ

二哈64話でちらっと会話に出てくる董永と七仙女の話が気になったので色々調べてみたメモ。
そんなにネタバレはないと思います。






墨燃が眠れないなら何かお話をしてよ、董永と七仙女の話はどう?って夏司逆に言ってたので何か含みがあるのかな~と思って気になった次第です。といっても日本語情報が少なくて百度を機械翻訳でなんとか読んでみた感じなので色々間違ってたらすいません。



天仙配は日本語でwikipediaの記事がありました!
百度の記事はこっち。
中国の四大民話なのでわりと有名な話なのかな?
二つを見比べつつストーリーを箇条書きにしてみると、
・董永は父親の葬儀を出したかったがお金がなかったので奴隷となることでお金を得て葬儀をした
・その孝行さに感心した天帝は七番目の娘を遣わせて百日間の約束で董永の手助けをさせる
・百日で無事に奴隷としての仕事を終えることができた二人は夫婦として家に帰ることにした
・しかし人間と娘の結婚を許さなかった天帝は二人を離ればなれにさせる
……という感じですかね。百度見ると色々改稿があるようで、七仙女のおかげで三年の奴隷契約が百日に短くなったとか、百日で家に帰る途中で自分の正体を明かした七仙女を董永が見送ったとか、天帝が感心したんじゃなくて七仙女が董永に恋をして自ら助けに行ったとか。
日本語版wikipediaに書いてあった「この民間説話のイメージソングは「夫妻双双把家還(家路につく夫婦)」」にウワーーー!となったので夫妻双双把家還の方も調べてみました。イメージソングっていうか天仙配をもとにした黄梅戯(京劇の一種)ていうことなのかな~と思います。ストーリーの基本形は前述と大体一緒で、人間界を覗き込んだ七仙女が董永に恋をして他の姉妹たちに助けを求めて董永を手伝い~~父親が怒って七仙女を天に帰らせたっていう感じみたいですね。
余談ですが、元々七夕伝説に近い話だったけど途中で分離した的なことが書いてありましたが、他の姉妹たちに助けを求めたり人間との恋が叶わなかったりは人魚姫に似てるな~と思いました。



余り多くは述べませんが、
・父親を亡くして奴隷の身となって働く男
・その男を好きになって助けようとする天女
・仕事を終えて夫婦となって家に帰ろうとする二人
・しかし二人の結婚を許さない天帝
……みたいなところになんとなーーーーく思うところがあったりなかったり……。
この話を持ち出してきた作者の意図、あるいはこの時点で墨燃は何を思っていたのか、とかを考えちゃいますね。もちろんオタクの考え過ぎの可能性も!




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