忍者ブログ

「どうやったらここから二次創作でよく見る洛冰河になるんですか?」

………というアニメ10話までを見た人の感想がめちゃくちゃ好きなので、確かにそうだよな〜〜!!という話をします。
(まあまあ展開のネタバレ)






・アニメの洛冰河→健気で真面目で師尊が自分を気にかけてくれてるとわかるとキラキラした恋する少女みたいな眼差しを向けてくれる子
・二次創作でよく見る洛冰河→でかくて黒いわんこで泣き虫、師尊にいつもくっついてる
……というイメージかな〜という前提で書くんですが違ったらすいません。


個人的に洛冰河のキャラクターの印象って四段階くらいで変化するような気がしてて、
①清静峰の弟子時代、師尊のことを真っ直ぐに慕っている頃
②無間深淵から戻ってきて師尊のことを信じていない、怒りが原動力になっている頃
③師尊への感情が発覚したり傷つけたり傷つけられたりで混乱している頃(②よりやや距離は縮まってる)
④本編結末後、ようやく師尊と手と手を取り合えたあと
…かなーと思ってて、アニメは①、二次創作でよく見る感じのは④ですよね。ちなみに②と③の境目は難しいんですが天琅君との邂逅あたりから③のイメージで書いてます。
いつ泣き虫になったのかってことを考えると、①と②の頃は確かに冰河ってあんまり泣かないんですよね。①の頃は苛められててもじっと耐えて、師尊から優しくされるようになるとめきめき自己肯定感が育っていく感じ。②の頃の洛冰河、怖くなかったですか?読み直しても金蘭〜水牢〜花月のあたりは師尊と冰河が出会ってもキャー♡とはならず、普通に怖い。ギャーー!ってなる。
そのあと読み進めると②の頃は怒ってて師尊に復讐しようとしてるというよりは敬愛する師尊のことを信じられなくなってしまった悲しさと絶望がああいう形で噴出したのかなあと思うんですが、あのあたりは師尊も冰河もお互いの言うことが信じられずにギスギスしてるのが本当に見ていてつらい……。
なので③で洛冰河の心の傷つきやすいところが出てきて、師尊もそれを知っていく……みたいな感じかなと思ってます。それから私がわりと大事だなと思ってるのが、『洛冰河が泣き虫』というのに加えて『師尊が洛冰河の涙に弱い』という印象が強くて、それで泣き虫の大きくて黒いわんこみたいな共通イメージができたのかな?と。
今までは女の子に泣かれるのに弱いと思ってたけど洛冰河の涙にこんなに弱いとは思ってなかった、とか、(沈垣じゃない)沈清秋と初めて会った日の思い出を垣間見て言葉が届かないと知りながら抱きしめて泣かないでくれと願う師尊のシーンがすごく好きだし印象的なんですよね。そういう師尊が相乗効果として泣き虫洛冰河のイメージを強めてるのかな〜と思いました。
ちなみに④の洛冰河の泣くところで一番好きなのが冰哥冰妹のラブシーンで、師尊は痛くて泣いてて、そんな師尊を見て申し訳なさに冰河も泣いてしまい、大の大人が二人向かい合って泣いてるとかなんて間抜けな光景なんだ!って師尊が思うとこ、あの場面になんかやたら師尊のでかいラブを感じてしまい、ワーーーンとなります……。




(追記)
泣き虫の話ばっかりしちゃったけど嫉妬深いとか師尊におねだりしてくる洛冰河っていうのもあるな?
そのあたりも④を経て自分の思ってることを素直に師尊に言えるようになった変化かな〜と思います。③までの冰河(④でも完全に克服したわけではないが)自分の本心を伝えたら師尊に嫌われるのではないかという不安が強いんですよね。でも結末を経て、徐々に師尊に甘えられるようになったんだなあと。
①の頃は絶対的な師と弟子という距離があったから甘えたりやきもちを焼いたりとかはできないんだと(……と見せかけて番外を見ると実は……!?)



拍手[22回]

PR