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残次品の日本語版で載ってなかったラブシーンまとめ

残次品の日本語版、ほぼ簡体字版書籍準拠で訳されています。
簡体字版書籍というのはご存知BL的な描写(だけではないのですが……残酷表現とか汚い言葉とか……)が削除されており、日本語版も晋江文学城(以下jj)にはあったラブシーンがごっそりなくなっているという……。
同じpriest作品でも、黙読も基本は簡体字版書籍準拠なのですが、BL的な場面はjjの表現が採用されており、なぜ……残次品はそうならなかったのか……!!
簡体字版書籍は確かにjj連載時より表現や構成がブラッシュアップされていたりで良いところもあるのですが、やっぱり!!!BL描写が読みたい!!!!

というわけで残次品の日本語版で載ってなかったラブシーンまとめをダイジェストで紹介していきます。
補足ですが告白の台詞もあるしキスシーンも一部残ってるので恋愛描写が全然なくなってるわけではないです!!

自分の目で見て「ワァ……ッ」ってなりたい人は、対応するjjの章番号を先に書いておくので見てきてください!

・日本語版分冊22:jj75章(台詞一部)
・日本語版分冊24:jj79章
・日本語版分冊27:jj87章
・日本語版分冊28:jj91章(一文程度)
・日本語版分冊30:jj96章

(随時追記します)(まだまだ片手では数えられないくらい出てくるはずなので……)

以下折りたたみ。


【日本語版分冊22⇒jj75章】
ここはちょぴっとだけです。
「将軍、オレたち……ずっと一緒にいられるよね?」
これがjjだと、
「将军,如果能脱下隔离服,我能亲你一下吗?(将軍、もしも防護服を脱ぐことができたらキスをしてもいい?)(後略)」
だったのでした。防護服を脱ぐことができる場合は~みたいなこれに続く台詞も、陸必行らしいユーモアで好きだったのですよ。
そしてこのキスしてもいい?がなくなっていた時点でちょっと嫌な予感がしていたのだった!


【日本語版分冊24:jj79章】
基本的に簡体字版書籍準拠って書いたんですが、ちょっとだけキスシーンが救済(?)されていて、そのせいで余計なぜ!?!?!となったのでした。
救済されているのは、
連盟一冷酷な唇を「捕らえた」
で、jj版と同じになってます。簡体字版書籍(下巻136P)だと
捕捉到了整个联盟最刻薄的呼吸和体温(連盟で最も酷薄な呼吸と体温を捕らえた)
なのですよ。ぼかしてある!
日本語版でここはかろうじてキスしたとわかるようにしてくれており……。これが限界なんですか??
そしてこのキスのあとの描写もjj版はけっこう色っぽくて、
嘴唇是全身皮最薄、神经末梢最密集的地方之一,以前陆必行知道这个常识,却从未意识到这是什么意思。(中略)原来这个人的嘴唇并不像他想象中那样,像个冰冷昂贵的瓷器。 原来这么柔软,这么灼人。(陸必行は、唇は全身の中で最も皮膚が薄く、最も神経の末梢が密集している部位であることを常識として知っていたが、その意味に初めて気づいた。(中略)この人の唇は想像と違って、冷たくて高価な磁器のようではなく、こんなにも柔らかく、こんなにも熱かったのか)
将軍の唇が柔らかいことを知る一幕だったんですね~。
そしてこの回のキスシーンはこれだけじゃないんですよ。
分冊版24(五)の手前、「完全に打ち砕かれた」のあとが丸々なくなっています。中国語だと400字分もなくなっています。
ここはもう引用しないのでjj79章を見に行って陸必行くんが足を踏み入れた「新世界」を見てきてください……!あと完全に陸必行くんに押し負けている宇宙最強将軍を……!


【日本語版分冊27:jj87章】
これ改めて読み比べるとめちゃくちゃ面白いんですが、(一)のラストの将軍が驚いたという描写、ワイヤーから落ちていくという比喩は、何が言いたいかというと将軍が陸必行くんにキスしたいという衝動が我慢できなかったという描写だったのです。
元々何があったかを知ってるとハハーンとなる……という……。
あとその手前の陸必行くんの台詞もだいぶ簡略化されており、
「林は特別だから」
これ元のjj版の台詞が陸必行くんの好きな台詞で五本の指に入るやつだったので、そこだけは残しておいてほしかった!
「先给通过权限再面试——将军,你们白银要的人事任免程序是不是有点问题啊?你既然想亲吻我,为什么要忍着?(先に通行許可を与えたあとで面接をするなんて、将軍、白銀要塞の人事システムにはちょっと問題があると思わない?オレにキスしたいと思ってるなら、なんで我慢してるの?)」
これ!!!部屋のロックが開いちゃったことがまず将軍の愛がダダ漏れなのがわかってキャーーてなるのに加えて、その状況を人事システムにちょっと問題があると思わない?って表現する陸必行くんのユーモアが私は大大大好きなのです。
で、キスしたいと思ってるならなんで我慢してるの?って言われた将軍が我慢できずに情熱的なキスをしてくれたんですね~。そこも引用しないので読んできてください!頼む!!
ところでやや余談かつフォロワーさんの受け売りなのですが、この部屋のロックを陸必行くんのために開けておいてくれる将軍というのが将軍の感情に比喩なんですよね。他人を自分のテリトリーに入れようとしない将軍が陸必行くんにだけは心をオープンにし、受け入れる態度を示してくれる、陸必行くんに心の中へ入ってくることを許してくれる、もっといえば心だけではなく……の中へも……!というわけで残次品のラブはこれからどんどん盛り上がって陸林があんなことやこんなことになるのが本当に楽しみだったんですが、たぶん日本語版でもカットされてしまうことでしょう。
悲しみを紛らわすために時々この記事を追記しにきたいと思います。
残次品の訳自体はかなり好きだし、連載も爆速で進んでるので嬉しいのですが!ですが!!


以下追記していきます。

【日本語版分冊28:jj91章】
jjだと将軍が陸必行くんの手の甲にキスをしてくれるところが、簡体字版だと額にキス(匂わせ)くらいになってます。
用嘴角在陆必行手背上一点(唇で陸必行の手の甲に触れた)
という感じで嘴角って書いてあるので唇で触れたことがはっきり書いてありますね。
不器用に慰めてくれる将軍……!



【日本語版分冊30:jj96章】
(二)の将軍と陸必行くんのところはかなり色々なくなってます。
ただ「林静恒みたいな男と寝るってどんな感じ?」は「睡」くらいならさりげなく検閲が通過できるっぽくここは簡体字版書籍にもあります。
まずなくなってるのは、「(前略)どうしてもっと早く気付けなかったのかねぇ」と「まさか、酒を飲んだのか?」の間には、jjだとこれまで性的なことに興味がなかった陸必行くんがくらっときて思わず将軍の襟元に噛みついてしまったという描写がありました。突然の奇行だったので酒でも飲んだのか?って言われてるのだ。
「生まれる前からあんたのこと知ってたのかな?」は残っててよかったです。そのあと陸必行くんがちょっといたずらを仕掛けるのですがサイネットワークが繋がっていて将軍も妙な気分になり……という神エピソードなんですよ!!!
同时,他忍不住伸手探进林静恒的制服外套,隔着薄薄的衬衫,探险似的手指抚过他的侧腰。林静恒的感觉就有些复杂了,因为他为了方便,这会是连着这台小机甲的精神网的。连着精神网的人,相当于有两套感知系统——(同時に陸必行は思わず林静恒のコートの中に手を伸ばして忍び込み、薄いシャツ越しに探検するような指使いで腰を撫でた。林静恒の感覚は少し複雑だ。なぜなら林静恒は便利なのでこの小機甲でもサイネットワークを接続しているのだ。サイネットワークに接続している人は、二つの感知システムを持っているのに相当する――)
つまり将軍は機甲の外にいる人たちのことも見える(感知できる)ような状態で陸必行くんとちょっとエッチな触れ合いをしているんですね~!私がマジックミラー号だ!!と騒いでいたのはここなのでした。
あとjjだと「第八星系にいたころに人を好きになってみたことはないのか?」って陸必行くんに聞きながら、自分よりもっといい人を好きになるべきだと考えつつ、もう手放すことはできないと思ってる将軍の熱烈な愛にもぐっとくるんですよね。
最後に忘れちゃいけないのが手でしてくれようとする将軍!
“别怕,"林静恒轻声说,“没那么多时间,我用手。”(「怖がらなくていい」林静恒は囁いた。「あまり時間がない。手を使う」)
結局不器用でうまくできなくて陸必行くんが笑っちゃって未遂というかわいいエピソードなのですが、あの林静恒将軍が自分から色々してくれようとするのが……本当にエッチで……。
最後って書いたけどまだあって、ここのシーンずっと陸必行くんが将軍のコートを奪って着てるんですよ。可愛すぎませんか。
“外套还我。”(中略)“不给。”(「コートを返せ」(中略)「返さないよ」)
このいちゃつき!!





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