SFマガジン4月号・莫晨歓先生の「監禁(原題:囚禁)」を読みました
というのも莫晨歓先生は私がずっと読みたい読みたいと言っていた(がまだ読めていない)地球上線の作者さんだからで、告知があったときに(あの莫晨歓先生!!??)となったのでした。
ちなみに私が地球上線を読みたいと思ってたのはラジドラ主演が残次品ラジドラ陸必行役の梁先生だからというミーハーな理由でした。ただ全球高考にハマっている今、無限流が読みたい!という気持ちも強くなったきたのでそのうち……!(長さに怖気づいている)
ちなみに原作は晋江で無料で読めます。
https://www.jjwxc.net/oneauthor.php?authorid=624321
以下折りたたんで感想とか色々です。解説の話も。
BE初めて読みました!
出だしから暗い感じだったのでこれは……?と思ったらやっぱり!あと私はpriest作品温柔攻に甘やかされて育ったので渣攻の追妻火葬場ものをとんと読んだことがなかったので(これが噂の火葬場……!?)となりました。火葬場に詳しそうな人が火葬場って言ってたからたぶんそうだと思います!
これはもう他作品の話になるんですが「上」をなんて訳すのかな~と思ってワクワクしていたので、今回墨秋先生の訳を読んで黙読のこれから出てくるとあるエピソードが楽しみになりました。(三画のあれ)
ところでさらに作品の感想じゃなくなっちゃってあれですけど「中国だとBLが禁止されてる」みたいな大雑把な認識が出回ることを遺憾に思うことが多々あるので、これ今も普通にサイトに掲載されてるんですよ~って言って回りたい気持ちになりましたね。読み手もこういう思考になっちゃうのも良くないかもですが、原文で読んだときに、jjってここまで書いていいんだっけ?ってびっくりしたので……。直接セックスシーンが書かれてるわけではないですが、性的なとこの描写って他の作品だと避けてるようなのがけっこう直接的に書かれてません?ここからは完全に憶測ですが、確かに(とくにjjは)性的な表現に厳しいとされてるんですが、性的な表現がある作品から順に取り締まられているわけでは必ずしもなくて、有名作品はアンチも多くて通報制度と相まって、それほど大した描写じゃないのに鎖とか改修を迫られることあるんじゃないかなあと思ってます。(某某のとかなんで?ってなった印象が強くて……)(ラジドラで学園ものと刑事ものが一気に取り下げられたことあったので学園ものって風当たりも強いのかな~)
作品の話に戻って、完全に取り返しがつかない、相手はもうこの世にはいない完全なるBEなのですが、作品の分類が「睡前小萌文get√ 」になってるのどういう意味だろう?と思っていたので解説が大変助かりました笑。言われてみればコメントもそんな感じだ!
解説文では中華BLのSF作品として残次品はもちろん、小蘑菇が紹介されていて大変嬉しかったです。もしかして日本で初めて文芸誌(に限らず商業出版)で小蘑菇が紹介されたのではないですか!!??これは上陸も秒読みなのでは……と期待してしまいます。ハヤカワから小蘑菇出たらすごいよ~!そして小蘑菇が日本語出たらタイトルはどうなるのかということをよく想像しており、「小さなきのこ」「リトルマッシュルーム」またはピンイン読みを振って「小蘑菇-シャオモーグー-」とかもありかな?などと考えておりましたが、小蘑菇と書いて「きのこ」いいですね。楽しみにしていますからね!
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