天涯客の感想文
今回はスピード優先で読んでみようと思って読んでたので細かいところわりと理解できてないところも多いかと思いますが、そんな感じでよろしくお願いします。
ネタバレあります。
殺破狼を読んだあとだったのでわりと読みやすい!と思いながら読みました。(まず機械翻訳の読みやすさから入る感想文)ただ最初にも書いた通りとにかくザカザカ読み進めたので、とくに敵方の登場人物とかその関係性とかがよくわかっていないはず……。江湖五大家の人物とかも……。
最初はとにかく温客行が不思議ちゃんという感じで、でも周子舒の方も鬱陶しがりながらもそのうちほだされていくのが旨味だな!と思いました。まだまだ完全に温客行→→→周子舒の頃からでも温客行が躊躇なくアピールを繰り出してくるのでその辺も楽しいですね。それを真に受ける素直な曹蔚寧もsuki……。
1巻はそんな感じなんですが2巻の後半からはオッこれは周子舒の方もあともう一押しでは!?という感じになってきて、それに伴って温客行も単なる不思議ちゃんというよりも人を食ったような言葉の裏に切実さの潜む男……みたいになってくるんですよね。私は46話のなぜ人目を避けて一人で隠れなければならないのか?というやりとりが好きで、それは人を殺そうと狙っているか狙われているかのどっちかだという話のあとで温客行が「誰かを追ったり追われたりする以外に『悲しみ』という理由がある」「一番会いたい人にもう会えなくなってしまった時に単に見つからないだけで探しているわけではないと自分を慰めることができるから 」っていうのがもう!釘のせいで周子舒があと一年ちょっとくらいしか生きられないと知って、それでも出会ってしまった運命の相手なんだよなあ。「だからあなたの師父(=周子舒)が将来いなくなってしまったら自分もどこか隠れる場所を探すべきかもしれないね。街で美人を見かけても自分の会いたい人に会えないのでは悲しくなってしまうから」も泣けるんですが、それを聞いた周子舒の「自分と一緒に死ぬつもりだと言うのかと思った」(かな?)がオイ~~~~という感じでよかったです。またさらにそれを聞いた温客行の「信じないって言ったのに」は……健気な男だな……と思いました。52話の一夜はやっと少し心が向き合ったっていう感じがして好きなエピソードなんですが、このときはまだ二人とも周子舒がそのうち死ぬと思ってるんだよな~と思うと……。
3巻からは目に見えていちゃいちゃが増えてきたので、私が雑に読んでるせいでくっついたエピソードを見落としたか!?となりました。たぶん見落としではない!「周相公♥」「温娘子♥」ですからね。殺破狼もそうだけどpriest先生カプは妻×夫でとても好きです……甲斐甲斐しい妻×強い(せいで死にそうになっている)夫!大蠍の部屋に踏み込む話はくっつく前のカップリングとしてはエッチな展開でよかったですね。(言うほどエッチではない)3巻は一応まだくっついてないんですけど周子舒がものすごい心を許してるのがわかるのでハワワ……となりますね。二人が両思いというか周子舒が温客行の気持ちを受け入れたのは63話で合ってますか?読んでる時は初夜もここかなーと思って読んだんですが番外編読んだ感じだと初夜はたぶん番外1ですな。しかし63話は切ないけど甘やかで本当によかった……。ついでに番外編の話もしますけど上下を争ってる……という理解で合ってます……?私の脳がそういう方向に考えてしまうだけか……?でも結局温客行の涙にほだされてしまう周子舒!(いやこの涙はマジで悲しいやつなので温客行にそういう意図はなかったんじゃないかと思うけど)(少なくともこの時は)かわいげと憐れな顔は攻めの武器ですね。
理解度が低いため温周のことばっかりしか書いてないですが、温客行と顧湘の関係もめちゃ好きでした。ドラマ1話だけ見て余計そう思うんですが顧湘が本当にかわいすぎる。美人で強くて作戦立案も指揮もできて(その作戦がまたすごい)しゃべるとがさつ!最高!序盤は主とはいえちょっと顧湘に対して当たりが強いんじゃないか?と思ってたら、これもうほんとに兄妹みたいなもんじゃないですか!!10歳そこそこの頃に赤ちゃんだった顧湘を拾って育てて、最期に主人じゃなくて兄と呼んでっていうのが泣けてしまう。曹蔚寧とのことも番外編に救済があるって聞いたんですが黄泉路での二人が本当に二人らしくて、生まれ変わって幸せになってくれ~!と思いました。
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