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AO3にアカウントを作った

基本的に二次創作はピクシブにアップしているのですが、未邦訳かつ日本語圏で読んでる人が少ない作品の二次創作はピクシブに置いておいても原作読んだ人の目にはめったに止まらないのではないか……?ということで読み専だったAO3にアカウントを作って投稿してみることにしました。
https://archiveofourown.org/users/jirogi61583
というのが一年くらい前の話です。
もう一年経つのか!
基本的にタイトルと本文は日本語のまま、キャプションだけ日本語+英語で書くというスタイルで投稿しています。さすがに自力で他言語に訳する力がないのと、せめてキャプションくらい英語も添えておいたら読んでくれる人がちょっと増えるのではないか?という折衷案です。
ピクシブに置いてたやつをどんどん投稿……といきたいところですが、短い文章でもキャプションを考えるのに時間がかかってしまい、そんなにたくさんは投稿できてません。
今のところ残次品×3、全球高考×3、小蘑菇、AWM(これは最近)というラインナップで、なんか全球高考というか究惑が思っていたよりkudos(いいねみたいな感じ)をもらえてびっくりしているというのがこの一年でした。
究惑はけっこう英語圏のファンが多いから英語のキャプションがよかったのかな~。
あと日本語勉強中という残次品ファンの方にコメントもらえたのも嬉しかった!





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中華BL的一年の振り返り

今年何にハマったかというと圧倒的にAWMで、6月~7月で読んでそのあとラジドラを聞き、AO3でファンフィクを読んで、ついにbilibili漫画に課金できるようになったので漫画を読んでいます。
というわけで下半期は完全にAWMの年だったと言っても過言ではないでしょう。
AWM[绝地求生]の感想文
AWMラジドラの感想文
なんとこんな名作が無料なので晋江文学城に登録しなくても読めてしまうので気になっている方は本当に是非是非という気持ちです。
今年の上半期は何だろうな~、一番印象深いのはpriest先生の「大哥」を原作とした台湾ドラマ「關於未知的我們(僕らも知らない僕ら)」が配信されたことかな?
大哥自体priest作品の中でもかなり好きなお話な一方、ほんとにこれをドラマ化するんですか!?!?と思うようなやや癖のある作劇だとも思っていて、しかし綺麗にまとめてあり主演のお二人もとてもよかったので良かったな~という思い出です。
ドラマ「關於未知的我們(僕らも知らない僕ら)」と原作「大哥」
「大哥」と「活着(活きる)」
そういえば大哥が好きで余華の「活きる」も読んだのでした。これも読んでよかったです。
そうそうpriest作品の今年の出来事で忘れてはいけないのが純白悪魔の連載ですね。4月から連載が始まり、12月で序章(序章が……?)完結したのでまさしく今年の大きな出来事だったと言って良いでしょう。
橋頭楼上もあったけど、priest先生のBLをリアルタイムで読むという夢が叶って嬉しかったです。お話も本当に面白かったし!感想もどこかでまとめたいと思いつつ、全然前情報のない作品なので(それはそう)毎回それなりの量の感想メモを書いてたからこれをまとめるのはけっこう大変そうだなと思い放置している状態です。
まだまだ読みたい作品が列をなしているので来年も楽しみですね!あと今年はあんまり二次創作できなかったので来年はもうちょっと何か書きたいな~……AWMとかAWMとか……。




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FOGとAWMのスペースメモ

<ピッコマFOG連載再開>
・たぶん年内に完結する
・ローカライズはされてるけど人名とか比較的いい感じ
・この記事でも話した⇒中華BL漫画の日本語訳版で修正が解除されてる
・イラストがめちゃくちゃ好み
・宸火(アサヒ)のゲーム内ビジュアルが最高過ぎて集中できない
・天使剣さんのビジュアルも好き
・AWMの漫画も上陸して花落ファンを増やしてほしい


<eスポーツ中華BL>
・盗墓筆記、全職高手(eスポーツ)、無限恐怖(無限流)
・起点二次創作からの派生BL


<AWMとFOGのゲーム性の違い>
・1vs1と複数チームサバイバル
・敵チームの存在感
・ゲーム内役職のあるFOG
・過酷なプロ選手の生活


<カップリングの似てるところ、違うところ>
・甘やかし年上×彼氏大好き年下
・強強
・FOGの方が苦みがある
・チームメイトとも最初からフレンドリーではないけどその分泣ける
・駆け引きができるEvil、どこまでも真っ直ぐなYouth
・Evilの配信とサブアカ






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中国のBL規制 ~各表現媒体による規制の程度の違い~

こんなものは中華BLを読んでるみんなはすでにご存知だとは思いますが、中国のBL規制が話題になると中国ではBLは禁止されてるとかBLを書くと捕まるみたいな雑なこと言われがちなので、まとめておくか~という記事です。
規制の程度の違いは私はこれまで見たり読んできたりした経験から書いてますが、ドラマ、アニメ、漫画、小説、ラジドラなど色々日本にも入ってきてるので、実際どんな感じか確認はしてもらいやすいんじゃないかなと思います。簡体字版書籍は中国語読める人に見てもらって!
あとここでいうBLは基本的に日本で言うところの商業BLのことを指しています。同人とか二次創作はまた少し違うかもです。


規制が厳しい順に紹介していきます。

【1、映像作品(ドラマ、アニメ)】
BL原作がドラマやアニメになるとBL部分が全て削除されてしまうという意味で、一番厳しい媒体に分類しました。
(とはいえ時期によってはBL作品も制作されていたこともあるのですが)
ドラマに関してはとくに2021年9月に中国政府が騰訊とかネットゲームの会社に未成年に対して良くない影響を与えるものを規制するような通知を出し(リンク)、その中に「耽美(BL)」が含まれていたりということがあってかなり風当たりが厳しくなった印象です。
厳しい規制の中どうやってBLのニュアンスを表現していたのかというのは、ひつじ書房「中国とBL 耽美(Danmei)をめぐる社会情勢と魅力」がわりとまとまっていてわかりやすいと思います。
アニメはBL部分が削除されるとは書きましたが、そもそも最近の人気作で完結まで持って行けた作品を魔道祖師くらいしか知らず、同作者の人気作品・天官賜福もやっと二期、大体は一期止まりか二期まで配信されたらラッキーって感じです。トレーラーまで作られてるけど全然世に出てこない作品はいくつも心当たりが。(默读者と六爻を楽しみにしてるんですよ!)まあそういう意味ではアニメも厳しいという言い方をしてもよさそう。
やや余談ですが、BL部分が削除されたメディアミックスを耽改と呼んで日本語だと中華ブロマンスなんて呼ばれていますが、完結してるならまだしも、アニメとかでまだ恋愛ストーリーが始まってない一期をブロマンスって呼ばれてもなあというモヤモヤがあります。


【2、紙の簡体字書籍】
BL部分が削除される点では1と並べようかと思いましたが、実際に読んでて時々(これは……?)と思うことがあったので次点にしました。
中国の書籍出版は検閲を受けて許可されたものでないと違法出版になると聞いたことがあり、実際に厳しいのだと思います。しかしドラマやアニメだとキスシーンは完全になくなってるんですが、書籍だと口へのキスはNGだけど、手とかおでことか顔へのキスはあるんですよね。あと同衾もしてる。性的なニュアンスがなければいいのか?あと主人公たちを指して男朋友(彼氏)という言葉は使われないけど、男性の知り合いに彼氏がいるいないという話は出てきてました。それと別の記事で書いたんですが、元々友人の彼氏の振りをするという設定のBLは、書籍版でも彼氏のふりをしてて偽の彼氏ならいいんか!!??となったりもしました。
3で漫画はBL描写ありだという話してますが、それはウェブトゥーンの場合で、書籍化された時は「元カレ」→「チームに誘いたかった相手」みたいにBL的台詞が修正されてたのを見ました。


【3、漫画・ラジオドラマ(ネット配信)】
ここからはBL描写ありの媒体です。
漫画とラジドラは表現の方法が全然違うので比較が難しいのですが、キスシーンもベッドシーンもあるし、トータルで見ると同程度かなという判定です。原作ありの作品では書籍版のようにごっそり削られたりせず、わりと原作小説通りに再現されてるというのも漫画とラジドラの共通するところだと思います。
今はピッコマなどで中華BL漫画が色々読めて、具体例かつ好きな作品を挙げると「あの日の誓いを果たすために」、「FOG」、「君と掴む光。」とかかな?キスシーンになると不自然な角度で顔がフレームアウトするんですよ。具体的にいうと、キスしてる口元が見えないようになってるのです。しかしキスシーンなことは完全にわかる描き方です。これらの漫画は快看という中国の漫画アプリに原語版があり、(「妻为上」、「FOG」、「撒野」)言語版はさらに白い光とかお花とかで激しく隠されています。FOGとかかなり肌色の多いベッドシーンがあるのですが、原語版はほぼ全然見えなかった!でもベッドシーンなことはわかる!
ラジドラは漫画のようなあからさまな隠しはない分、ベッドシーンが一瞬で終わる、BGMにかき消されるなどの制限があります。しかし絵のような直接的な表現ではないせいか、キスシーンも原作小説よりも長くて濃厚になっていないか?みたいなこともあり。日本のBLCDみたいな激しいリップ音とかはなくて基本的に吐息で表現されます。と思ってたんですが、最近聞いた作品はわりとちゃんと(?)リップ音もありNGではないのかな?ベッドシーンも直接的な効果音はもちろん喘ぎ声とかもなく(あ……くらいは言ってるかも)、台詞と吐息って感じです。


【4、WEB小説】
漫画やラジドラに比べてもっと激しい表現ができるかと言われたらそこまでではないのですが、作品によってはそこまで書いていいんだ~みたいなのもあって、WEB小説の方が緩い判定にしました。
小説については前に色々と書いたのでそちらをご参照いただければ。


【5、(番外)海外出版、海外プラットフォーム】
これを出すのはややずるい気もしますが、誤解を恐れずに言えばエロが見たかったら海外版を見てください。魔道祖師の4巻と番外にかなり濃厚な性描写があることはご存知かと思いますが、台湾繁体字版やそれをベースに訳された日本語版その他言語はそういう描写があるわけです。ちなみに中国国内では魔道祖師はWEB連載版は鎖(ロック)、簡体字版書籍が1巻だけ出ているという状況です。今度11月に日本語版が出る二哈和他的白猫師尊も性描写が激しいことで有名な作品で、4でリンクを貼った記事でも書きましたがこれ本当にネットで掲載されてたんですか?二哈は自分で読んで確認したわけではないのですが、簡体字版はBL描写削除なはずで、台湾繁体字版は性描写ありだと思います。日本語版も普通に性描写ありのバージョンで読めるのではないかな~と思ってます。魔道や渣反、二哈が有名過ぎて繁体字版=エロ有りのイメージがあった頃もあったと思いますが、当然元からそういう描写がない作品は海外版だろうがとくにないです。priest作品とかその代表ですね。でも殺破狼の初夜は繁体字版でちょぴっと加筆されてました。
海外プラットフォームは要するにAO3とかツイッターのことです。国内プラットフォームでは書けないような部分を書いてくれてる作品もたまにあります。今日本語版が連載中の病案本も、先生がツイッターのアカウントを持っててある日スクロール動画で性描写ありのシーンがアップされて連載を追ってた人たちが頑張って読んでた思い出。


という感じで媒体ごとに規制の程度がまちまちなので、「中国ではBL禁止です」みたいなこと言われてると雑だな~と思う一方、実際に自分で見たり読んだりしないとわからないよなあとも思うので、書いてみた次第です。あとは規制自体はマジであるので、茶化されたりするのも嬉しくないですね。書き手や読み手が自虐(?)的にネタにすることはあるけども。

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緋沁で台湾書籍を買った時の覚書

台湾書は基本的に博客来で買うのですが、葭霏とか一豆とか出版社によっては流通経路が限られてて手に入りにくいことがあるんですよね。
今回、絶版らしいと聞いてずっと悔し涙を流してきた犯罪心理の繁体字版が入手できそうということで、緋沁のサイトから買ってみたのでその覚書です。しかし書いてある出版社の本を全部取り扱ってるわけではなさそうでラインナップが謎。
そういえばRosmeiの英語版書籍も扱っていますね。(Rosmeiはシンガポールですね)
サイトから注文後にメールとか振込とか何ステップかあったので若干ややこしかったです。(とはいえ色々今後変わることもあるかもなので、サイトの説明をよく読んでください)


緋沁のサイト:https://www.feiqin2024.com/


1、注文
・「注册」からアカウント名、メールアドレス、パスワードを決めて入力してアカウントを作成します。
・商品をカート(购物车)に入れて、海外郵寄を選択して必要事項を入力して決済
・入力必須だけど持ってない項目(身分証、QQ)は000000でOKと書いてくれてます
・決済方法は色々あるけど私は普通に信用卡(クレジットカード)を使いました


2、発送の連絡
・5日後くらいにマイページの注文履歴みたいなとこ見ると、「商品已到貨 如不需囤貨可安排發貨 請寫信到以下信箱領取郵費」というメッセージがあり、説明にあるメールアドレス宛に連絡することで発送手続きが始まるようです
・私は今回これがわからなくて催促のメールが来たのでした
・説明は中国語と英語で書いてあるので大体わかるかと思うのですが、下記のように回答するメールを送りました
・1. 是否修改地址: Yes/No→住所に変更ないのでNo
・2. 收件資料→これマジで今も正解がわからないのですが、とりあえず私は受取の郵便番号・住所・氏名を書いた……特に何も指摘されず届いたんですが、正解知ってる方教えてください……!
・2. 申請出貨品項→注文番号と商品名と個数


3、送料の支払い
・1ではまだ海外発送の送料は支払いになっておらず、送料を支払ってくださいというメールが来るのでメールベースで支払いをすることになります
・発送方法と各種支払い方法(クレカ、アリペイ、ペイパル)で払った場合の金額が書かれているので、好きな方法を選んで支払います
・クレカは書かれてるリンクから支払いでした(しかしペイパルのリンクなくないですか?)
・「支付完畢請務必截圖成功支付畫面並透過此郵件回傳 
After payment is completed, please send a screenshot back to this email.」と書かれているので支払いスクショを添付してメールを返信
・支払い画面をスクショし損ねたのですが、支払い確認のメールが届くのでメールをPDFにして送るのでも大丈夫でした
・2日後くらいに受取の返信がありました
・受取の返信の1週間後に発送と追跡番号のお知らせがありました
・私はケチって船便を選んだので4週間くらいかかりましたが、EMSだともっと早いのかも

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