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韓国語版さはん(渣反)の思い出

私は韓国語版で全部読んだわけではないのですが、めちゃくちゃ低い理解度で読み終わったところに韓国語版をPAPAGOで読む方法があると知り、ウワ!!読める!!となったのと、あと韓国語版渣反の存在に気付いた時にはもう連載版が完結してたのですが成親記だけ翻訳されてなくて、成親記の翻訳発表→韓国語版オリジナル表紙の単行本発表→韓国語版紙の書籍発売という流れをリアルタイムで眺めてたので不思議な思い入れがあるんですよねという話です。

韓国語版の渣反の種類について
(電子書籍版の違いは↑)

韓国語版は連載版と単行本版があって、連載版は旧繁体字版(あの繁体字版も旧と呼ぶようになった時間の流れ……!)と同じ表紙で、今思うと成親記だけ翻訳されないなんて生殺し過ぎるんですが一旦完結してから成親記更新まで数か月あいてたんですよ。
2020年秋頃の自分のツイートで、韓国語版には成親記ないのかな?的なこと書いてて、そのあと2021年のお正月頃に成親記が更新されたんですよね。
そしてそれとは完全に独立して韓国の渣反合同誌企画(結婚がテーマだったかな?このへんうろ覚え)があり、なんかすごいお祭り騒ぎだったことを思い出します。
私は私で成親記配信されたらファンアートがわっと投稿されるかと思うと今から楽しみ過ぎる!みたいなことを言ってました。
しかしまだこの頃は韓国語版も紙の書籍の情報は全然なく、2021年3月頃に韓国語版オリジナル表紙イラストと単行本発売のお知らせが出たのでした。
https://ridibooks.com/event/29075
今は韓国語版渣反として知られたイラストも、連載の頃にはまだないやつだったんですね~。懐かしい。
そして韓国語版渣反の紙の書籍、特典付きスペシャルボックスがほしい!となってアラジンに登録してなんとか入手したのもいい思い出です。

この時の記憶があったので残次品の韓国語版スペシャルボックスが出るとなった時もアラジンとかで買えるかな~と高をくくっていたらクラファンしかなくて慌てたこともありました。
韓国のクラファンを代行にお願いした話
韓国、確かに日本よりはずっとたくさん中華BLが翻訳されてるのは確かなんですが、電子書籍が出るのはかなり早くても、紙の書籍が出るまでけっこう一苦労、出ても入手が大変だったりする印象です。
いや日本語訳だってまだ紙の本そんな出てないじゃんというのはそうなんですが、日本の方が紙書籍が確約されてる度が高いと思ってて、あと一旦出たら一般的な流通で入手が可能なのが普通という感じがします。
priest作品も色々と韓国語訳出てますが、殺破狼は拍手メッセージで教えてもらうまで存在を知らなかった幻のボックス(たぶん今はかなり入手困難)、クラファン受付の残次品と烈火澆愁、そもそも紙の書籍を出すつもりがない黙読、という感じで……。
韓国BLはウェブだと盛り上がってても紙の本出すのが大変とも聞いたことあるんですが、中華BLも然りという感じなのかなー。とはいえ日本のBL漫画も単話売りで売れたら単行本、ということはよくあるのですが。





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「洛冰河の料理」

そういえば日本語版が出たことで「洛冰河の料理」(上巻109P)の日本語訳ができたわけだな!と思って。
繁体字版を読んでる方はご存知かと思いますが、中文の中に突然でてくる日本語「洛冰河の料理」。初めて見た時はまだ中文小説全然読んでなかった頃なのでなんで日本語が笑!!???となったものですが、中国で日本語ひらがなの「の」の認識率(?)がすごいという話を李姉妹チャンネルで見て、あと実際他の中華BLとか読んでるとちょこちょこ出てくるんですよね。

例)
・蘑菇の奇妙探险(小蘑菇33章)
・剣修の屈服。(C語言修仙57章)
・帝国の冷酷元帅(迪奥先生16章)
・魔术の手掌(破云158章)
・各自の心结(邻家弟弟太难管啦(お隣さんちの弟くんは可愛かったのに)の広告)
・梦の契约(漫播の課金アイテム)

商品とか店名に「の」が使われることはこのへんの記事で紹介されてますね。
「の」が付くと高級品?中国で流行 発端はあの飲み物
日本人「中国の商品にひらがなの『の』がよく使われるのはなぜ」、中国人「俺たちも疑問に思ってた」
中国から消えゆく、ひらがな「の」に捧げるバラード
中国に日本の「の」が浸透した

ただこのあたりの記事で説明されてるのは食べ物とか商品系の話がメインで、例に出したような小説とかで出てくる「の」は一体何なのか?ということなんですが(洛冰河の料理は食べ物の話といえなくもない)、日本のコンテンツっぽさ、すなわち日本のアニメ・漫画っぽさみたいなニュアンスがあるのかな?と思いました。「蘑菇の奇妙探险」とかは「っぽさ」も何もジョジョじゃん!て感じですが。
「洛冰河の料理」に戻ると連載版8話で訳は「洛氷河ごはん」になっていて、なるほど~となったのでした。もう完全に勝手な私の想像なんですが「衛宮さんちの今日のごはん(えみやごはん)」みたいなほのぼのほっこりお料理漫画/アニメみたいな?(狂傲仙魔途⇔洛氷河ごはん、fate/stay night⇔えみやごはん 的な……)
日本語版で「洛冰河の料理」を「洛冰河の料理」と書いてしまうと原作にある「の」のニュアンスが消えてしまうので難しそうだな~と思ってたとこの公式回答(?)が見られてすっきりしたという話でした。敢えて残すなら「洛冰河の料理」(注:原文でも「洛冰河の料理」と表記されている)みたいに注釈にするとかかなあ。こういうのがたぶん正解がないってやつですよね。
ちなみに渣反とかの注釈が本文中に書かれてる形式、私も読みにくいと思う気持ちはわかりつつ、ただ1話の「百頭の神獣(ここではアルパカのこと)」が面白過ぎたのでこれは絶対本文中に入れてほしいと思ったので、バランスと取捨選択って難しいですね。






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[RIDIBOOKS] 今すぐ人渣反派自救系統(渣反、さはん)を読む方法

RIDIBOOKSの使い方は他にも色んな人が説明してると思いますが自分なりのまとめと長所・短所、読む際の工夫などです。
台湾繁体字版が値段や入荷の関係で入手に時間がかかるけど今すぐ渣反の原作を読みたい!という人の参考になるかなと思って書きました。
※入手方法の記事⇒人渣反派自救系統(渣反/さはん)の正規品を入手する方法
※韓国語版についての説明⇒韓国語版の渣反の種類について
今回は上記記事のうち、(1)分冊版の話です。


<メリットとデメリット>

メリット
・スマホがあれば今読める
・安い(1話100ウォンで本編141話、番外編62話)(24時間待てば無料のチケットを使えばもっと安い)
・文字起こしやコピペの手間がいらない

デメリット
・訳された固有名詞がわかりにくい
・PAPAGOの韓日翻訳の精度はなかなかいいけどウェブサイト翻訳だと精度がちょっと落ちる
・購入にクレジットカードが必要
・本編の性描写が少し削られてる
・番外編を読むために成人認証が必要


<お試しで読んでみる>

会員登録しなくても最初の3話は無料で読めるので、とりあえずどんな感じか試してみてもいいんじゃないでしょうか。
会員登録やチャージ、成人認証の方法は検索すると記事やブログやツイートが出てくると思うので今回は割愛です。

以下、具体的な読み方です。
私はiPhoneを使ってるのでアンドロイドだとUIとか少し違うかも?未確認ですいません。

PAPAGOアプリをDLして、メニューからウェブサイト翻訳を選びます。

 


RIDIBOOKSのURL(https://ridibooks.com/)を入力して「인사반파자구계통」と検索するか、直接作品ページのURL(https://ridibooks.com/books/3885002202)を入力してもいいです。







こんな感じで3話まで無料なので「見本」て書いてあるところをクリックして読んでみると、




こんな感じでページごと翻訳されます。
一応固有名詞は最初に『グゥオソン堂(狂傲仙魔途)』とか『ナクビンハ(洛氷河)』とか書かれてるのでメモしながら読めば多少は理解しやすいかも……。(『声の部屋』が木清芳だったり、『お粥から』が竹枝郎だったりすることも)


<翻訳精度を少し上げる>

PAPAGO翻訳の精度なんですが、個人的な体感として
精度高>ブラウザ版に文章をコピペ>アプリ版に文章をコピペ=アプリ版で画像翻訳>アプリ版でウェブサイト翻訳>精度低
……という感じがします。
なので、ウェブサイト翻訳で読んでてわからん!となった時は、その部分を『原文ON』にしてスクリーンショットを撮り、あらためて画像翻訳にかけるという方法を使っています。


↑左上で原文ON/OFFが切り替えられます。


(左)ウェブサイト翻訳、(右)スクショを画像翻訳
右の方が若干マシなような……?まあしかしいちいちスクショ撮るのも面倒なのでどうしてもわからないところだけこんな感じで読んでます。


<おまけ>

アニメは仙盟大会の途中で終わりますが、仙盟大会の章はRIDIBOOKSだと28話からになります。
また晋江で当時無料公開されていたのは金蘭の章の途中までですが、金蘭の章はRIDIBOOKSだと44話からになります。
韓国の方が繁体字版と韓国語版の対応表を作られていたのでツイートのリンクを貼らせてください。




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韓国語版の渣反の種類について

分冊版に加えて韓国オリジナル表紙の単行本が最近出たので、どこが違うのかの整頓です。
RIDIBOOKS(https://ridibooks.com/)で인사반파자구계통と検索すると出てくると思います。
ちなみに繁体字版収録番外の成親記はどちらにも収録されています!


1、分冊版



・表紙は台湾繁体字版と同じ
・全年齢の本編とR19の番外に分かれている
・1話100ウォン
・ブラウザで読めるので各種翻訳ツールのウェブサイト翻訳が使える(韓日翻訳はPAPAGOがおすすめ)
・本編の性描写が一番削られている(削られた箇所が読みたい場合は、単行本版2巻(下)の13頁~が該当箇所なのでそこだけ買い足して読むのもありですね)
・待てば無料のレンタルチケットを使っても読める

スクショとか文字起こしの手間がいらないので、固有名詞などを繁体字版で確認しつつPAPAGOアプリのウェブサイト翻訳機能で読んでいくというのがわりとおすすめです。私も二週目はこのやり方で読んでました。



2、単行本版


・表紙は韓国語版オリジナル
・全編R19指定になっている
・分冊版で削られてた本編の性描写が読めるようになってる
・ブラウザでは読めないのでアプリやPC用ビューワーを使う必要がある(アプリ・ビューワーのダウンロードはこちら。
・ウェブサイト翻訳が使えないのでiPhoneならアプリ→スクショ(警告が出てきますがネットで共有しないでくださいのメッセージなので個人使用ならOKだと思います)→画像翻訳
・アンドロイドはアプリのスクショができないっぽいのでPCビューワーを写真に撮るとか……?
・共有→文章コピーの方法は二哈の記事に書きました(RIDIで二哈の【鎖】を読むためのメモ



RIDIの登録方法とか成人認証については以前の記事に書いたので割愛します。
https:danmeietc.blog.shinobi.jp/Entry/19/


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春山恨・冰秋吟のこと

昨日ふせったーで話してたことに少し書き足しました。




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