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ドラマ「關於未知的我們(僕らも知らない僕ら)」の原作「大哥」の情報

2025年3月現在、日本語版は出ていないので中国語原作の話です。
晋江文学城のことを知っている人にはとくに目新しい情報はありません。
ドラマから原作に興味を持った人向けの記事です。

原作「大哥」
https://www.jjwxc.net/onebook.php?novelid=1811029
登録や課金しなくても21章まで無料で読めます。
「晋江文学城 登録」とかで検索すると使い方を説明してくれる記事が見つかると思います。
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晋江文学城の文章をどうやって機械翻訳にかけているか
ドラマ「關於未知的我們(僕らも知らない僕ら)」と原作「大哥」


簡体字版書籍
簡体字版書籍(上下巻)が全二巻で出ています。
私は亜東書店さんで取り寄せましたが、紀伊国屋さんも取り扱ってるツイートしてたので問い合わせてみてもいいかも。


ラジオドラマ
漫播というサイト(アプリ)で1期24話(+番外)構成で完結済みです。
https://kilamanbo.com/manbo/pc/detail?id=1620749541986795625&collectId=1624824302014562396
<関連記事>
大哥ラジドラ感想


その他
大哥はあんまり他言語版出てない印象なんですが、今度タイ語版が出るみたいですね。
あとピクシブ百科の記事もあります。
この記事書いてからピクシブ百科でいいじゃんと思いましたが、このブログの記事もついでに紹介したかったということで……。

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priest先生ってどれだけ作品あるんですか?

【日本語訳のあるもの(原作小説はアンダーライン)】
鎮魂
・小説:全3巻完結
・ドラマ配信

天涯客
・ドラマ「山河令」配信

有匪
・ドラマ「有翡」配信

黙読
・小説:電子版連載中、4月に1巻発売
・ドラマ「光・渊」配信←NEW!

残次品
・小説:電子版連載中
・アニメ配信

烈火澆愁
・アニメ配信
・漫画(販売終了)

大哥
・ドラマ「關於未知的我們(僕らも知らない僕ら)」配信


【その他メディアミックス】
ドラマ「脱轨」
漫画 残次品

【ラジオドラマ】
天涯客、大哥、六爻、杀破狼、过门、有匪、默读、残次品、烈火浇愁


【まだ配信されていない映像作品】
・ドラマ杀破狼
・アニメ六爻
・アニメ默读

その他に小説がたくさんあります!





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ドラマ「關於未知的我們(僕らも知らない僕ら)」と原作「大哥」

ドラマ最終話の12話まで見終わりました!!
原作「大哥」は元々priest作品の中でもかなり好きな作品だったので、どんな感じになるんだろう?と思って見始めましたが、主役カップルのエッセンスをしっかり残しつつ、お洒落で明るい雰囲気の綺麗なドラマに仕上げたな~という感想です。
原作はもうちょっと経済的困難の中で生き続ける苦しさとか、老いや病や怪我や死と常に向かい合うような作りなので、原作と比べると明るくて爽やかな話になってるなって感じなんですよね。原作はそういう苦しさもありつつ読後感が不思議と爽やかなのですが……。
大哥は大好きだけど完璧な名作!とはあんまり思っておらず、好きだけど常々(変なBLだなあ)と思っているため、あれをドラマ化するの!?大丈夫!?みたいな気持ちがあったので、種々の改変はまあそうなるよね~って感じです。
主役の二人はかなりイメージにぴったりで、とくに小遠の方は私の好きな簡体字版書籍のカバー下にあるイラストそのまんまのビジュアルだったので、初めて見たときによくこんなぴったりな俳優さん見つけてきたな!と思いました。お芝居の方も、トレーラーの「我喜欢的人是魏谦!我喜欢我哥!!」の言い方があまりにそのままだったので、かなりこれがドラマを見る決め手になったと言っても過言ではないです。魏謙は初見はへーこういう感じなんだ~くらいの印象だったのは、お芝居を見るうちに(わかる……魏謙ってそういうとこあるよね……)という感じを出すのがうまく、ドラマ解釈の魏謙、かなりよかったです。


以下、ドラマ経由で原作に興味持つ人が増えるといいなという気持ちで書いた、原作とドラマの違いとか、ドラマでは出てこなかったあたりの話です。
私はメディアミックスにおける原作の改変自体は別に嫌いではないので(面白かったらよくやったなー!と思うし面白くなかったらつまらん改変しやがって!と思う)、原作の紹介なんだなという気持ちで見てもらえれば!

原作は晋江文学城で普通に読めます。(2022年頭くらいまで数章鎖だったのが解除された)
https://www.jjwxc.net/onebook.php?novelid=1811029
簡体字版書籍は私は亜東書店で取り寄せたんですが、他には楽天のアジア音楽ショップとかですかね?海外通販でもよければ博客来とかでもいいと思います。
https://ato-shoten.co.jp/index.php/product-130309.html


大きめのネタバレは避けつつ書いたつもりですが、前情報あんまり入れたくない人向けではないかもです。

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「大哥」と「活着(活きる)」

ドラマ化などありpriest先生の「大哥」のことを思い出すと、冒頭の引用が印象的だったなーというようなことを考えていました。

以笑的方式哭,在死亡的伴随下活着——余华《活着》。(泣きながら笑い、死の傍にありながら生き続ける——余華《活着》。)


ラジドラ前期のテーマ曲のタイトルも「活着」で、とても大好きな曲です。
私はpriest先生が作中で引用した作品をたまに読んでいて、二都物語(残次品の文案)や赤と黒(黙読の第一部)がすごく面白かったので、「活着」も読んでみたいな、頑張れば読めるかな?などと思っていたところ、普通に日本語訳があったのでした。
ていうか活着を原作にしたチャン・イーモウ監督の映画「活きる」が普通に有名だったらしくて自分が無知なのでした。
読み終わった感想なんですが、本当に本当に読んでよかったです。月並みな言い方ですが途中からページをめくる手が止まらなくて気付いたら一気に読み終わっていました。
そして何故「大哥」の冒頭で「活着」が引用されていたのかはうまく説明できないけど……わかる……!!となりました。両方読んだ人に聞きたいんですが、これ、感覚的に「わかり」ますよね!!??
元々大哥のテーマとして死(や老いや病気や事故)と隣り合わせで生きていくことというのがあると思っているのですが(本編ラストも「死」にまつわる引用ですよね)、活着は大哥以上に死と隣り合わせ過ぎる。大哥に出てくる死や別れもまあまあ理不尽なのですが、理不尽さは活着の方がすごくて「そんなことある!!??」って二回くらい叫びました。
あと活着の前書きに余華氏が読者になぜタイトルは生き延びるではなく生き続けるなのですか?と尋ねられた話が出てきて、それを読んで、ああ大哥も生き延びるというより生き続ける話だよな~とも思ったのでした。まあpriest先生はそこまで考えてなくてたまたまその時読んでた本だからとか言いそうですが……(黙読のインタビュー)




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priest先生のインタビュー記事紹介②~默读・有匪・大哥・无汚染、无公害~

この記事(priest先生のインタビュー記事紹介①~残次品~)の続きです。

フォロワーさんが前に教えてくれた(ツイート①ツイート②)、北京大学ネット文学研究家によるpriest先生のインタビュー記事紹介です。

インタビュー①「对话Priest(之一):人类的每一次超脱本性都是高光和奇迹」
https://weibo.com/ttarticle/x/m/show/id/2309404458874835959846

インタビュー②「对话Priest(之二):出入科幻、武侠、女性成长题材,日常之下是个体隐秘突围与超越 」
https://mp.weixin.qq.com/s/V55ox09zhmw4Q917EWIsrw



この記事はインタビューを全文訳すとかそういうものではなく、インタビューをかいつまんで紹介しつつpriest作品の話をする記事です。
翻訳機使いつつ自力訳なので間違いあったらすいません。
あとこのブログではあんまり致命的なネタバレはないように引用してますが、インタビュー②はわりと黙読の核心的なところが書かれてるのでネタバレ避けたい人は全文読む時は気を付けた方がいいかもです。

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